ネイチャー コミュニケーションズ(英語:Nature Communications)は2010年よりNature Researchによって発行されているオープンアクセスの学術雑誌である。自然科学の全分野を扱い、出版においては物理科学、地・環境学、生命科学、医学の各分野にカテゴライズされる。掲載には非常に高いレベルの学術的価値が求められ、編集者によるレビューと各分野の専門家によるピアレビューを経て認められる。

創設時の編集長はレスリー・アンソン(Lesley Anson)が務め、その後はヨーグ・ヒーバー(Joerg Heber)、マグダレーナ・スキッパー(Magdalena Skipper)、エリサ・デ・ラニエリ(Elisa De Ranieri)が務めている。ロンドン、ニューヨーク、上海に編集拠点を構えている。

2014年10月から、論文掲載料(2021年現在は5560米ドル)を徴収している。受理された論文から順次ウェブサイトに掲載され、通常、毎週100本以上の論文が掲載される。

2015年末までは、全ての内容を閲覧するには登録料が必要であったが、2016年1月からは全て無料で提供されるようになった。

索引サービス

ネイチャー コミュニケーションズは以下の索引サービスに登録されている。

Journal Citation Reportsの発表によると、ネイチャー コミュニケーションズの2017年のインパクトファクターは12.353であった。

下位カテゴリの学術雑誌

2018年より、自然科学の全分野を扱うネイチャー コミュニケーションズの下位カテゴリのオープンアクセス学術雑誌として、より専門的な分野を扱うコミュニケーションズ バイオロジー、コミュニケーションズ ケミストリー、コミュニケーションズ フィジックスが創刊された。これらの学術雑誌は、ネイチャー コミュニケーションズよりも低価格な論文掲載料で受け付けている(現在は3170米ドルなど)。これらの学術雑誌のへの掲載には、各分野を発展させる先進的な内容が必要とされる。Nature Publishing Groupにより出版される他の学術雑誌と同様に、草稿の自動転送サービスを受けることができる。

関連項目

  • ネイチャー
  • Scientific Reports

脚注

外部リンク

  • 公式ウェブサイト

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Nature Communications Wikipedia

合同会社ネイチャートラベルジャパンのプレスリリース|PR TIMES

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